天井を剥がす理由
私が天井を剥がす理由は、
- 天井を高くしたい
- 梁が見えるリビングにしたい
- 勾配天井にしたい
の3点になります。
1.天井を高くしたい

やっぱり天井は低いより高い方が開放感がありますよね。
単純に住んでいて気持ちいい感じがします。
考えられるデメリットは、
- 天井を高くした分、部屋が広くなるのでクーラーが効きにくくなる
くらいですかね~。
それと余談ですが、天井を剥いだ時、天井裏にグラスウールが敷き詰められていたんですが、小動物(たぶんネズミ)の糞尿が凄くて、とても気持ち悪かったです。
もし、天井を剥がさずそのまま住むとなると、常に頭の上に不衛生な状況がある状態で生活しなければなりませんでした。
まさに「知らぬが仏」。
そう考えると天井を剥がして良かったなと思っています。
夜中に天井からネズミなど小動物の足音が聞こえる家は「間違いなく不衛生になっている」と覚悟した方がいいです。
ネズミなど小動物の対策は、私もかなり考え、実践してきましたので、また別の機会に書きたいと思います。
2.梁が見えるリビングにしたい

梁が見えるリビングって憧れませんか?
私は凄い憧れてました。
特に、古民家によくある皮を剥いだ木がそのまま使われた梁に。
残念なことに私が買った築50年の家の梁は、普通の切断された木材が使われていました。
以前は、吹き抜けに憧れていて、新築を建てた時に玄関を吹き抜けにしてもらいましたが、住みだして慣れてしまうとむしろ空間がもったいないという気持ちになってしまいました。
吹き抜けでなければ2階にもう一部屋作れましたから。
当時、私の周りでは新築を建てる時は2階建てが主流でしたから、私も何も考えず、当たり前のように2階建てにしました。
子供が小さいうちは2階建てでもいいですが、子供が巣立ってしまうと2階部分はホント使わない・・・。
そう考えると、ライフスタイルに合わせて住む家を変えられる「賃貸」が良いという事になるかもしれませんが、私は完全に「持ち家派」です。
梁が見えるリビングのデメリットは、
- 梁の上に埃が乗る
くらいしか思いつきません。
3.勾配天井にしたい
これも単純に憧れでした。
普通の天井よりも勾配が付いていた方がカッコいいって感じです。
ただ、これは自分でDIYしたので、かなり苦労しました。
もう二度と同じ作業はやりたくないです。
天井に板を張ったり、色を塗ったり、壁紙を貼ったり、いろいろしてきましたが、とにかく上を向いての作業はとにかく辛いことが多いです。
寝る時に勾配天井を見て、毎日うっとりしています。
勾配天井にするデメリット・・・、DIYでやらないのであればデメリットなんて何もないような気がします。
あ~、普通の天井より面積が広くなる分、木材などの材料費が高くなることくらいですかね~。
DIYリフォーム
天井を剥がす作業

まずは天井を剥がしていきます。

縁側の天井も剥がしていきます。

天井の状態はシミが多くあり、当初、雨漏りを心配していましたが、結果的には「小動物の糞尿」であることが判明しました。
天井は薄いベニヤ板が張られており、その上にグラスウールが剝き出しで敷き詰められています。

このグラスウールが小動物の住処になっており、グラスウールが剥き出しで敷き詰められていたので処分が大変でした。

グラスウールを取り除き、掃除機で小動物の乾燥した糞を掃除しました。
勾配天井を張り終え、住みだしてからの話になります。
毎晩、小動物(クマネズミと思われる)が天井裏に侵入してくるのですが、それを阻止する方法がわからず毎晩悩まされました。


天井を剝ぎ取ったの画像です。
鴨居を解体する作業

鴨居を解体していきます。
鴨居はさすがに頑丈に固定してあって柱から外すのに苦労しました。
この家を購入した際にもらった不動産屋の資料には「シロアリ被害なし」と記載されていましたが、鴨居を外したところ、鴨居の木枠がシロアリ被害に遭っていました。
さすがにDIYでリフォームしない限り、そのような事実は知ることなく生活していくのでしょうが、築50年の家でシロアリ被害がない家なんて実際はないのではないでしょうか。

鴨居は頑丈な木枠に石膏ボードが張ってありましたので、かなりの重量があります。
一人で外すとよほどの力持ちでない限り重さに耐えられませんので、二人以上での作業をお勧めします。
まとめ
DIYリフォームについては、これを言ってしまえば身もふたもないですが、個々の価値観です。
やりたい人はやればいい、メリット・デメリットは何をするにもあります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この作業の様子をYouTubeにもアップしています。
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